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明けましておめでとうございます。
本年も皆様の健康と幸せに寄与すべくスタッフ一同努力して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2025年最初のテーマは水の安全性の最新情報について解説させて頂きます。
デトックスは 2024年のアメリカアンチエイジング学会の大きなテーマでしたが、これまでの水銀、カドミウムやヒ素などの有害金属に加えて、マイクロプラスティック、PFAS などの新しい有害物質にも注目が集まっておりました。
マイクロプラスティックは、直径5ミリメートル以下の非常に小さなプラスティックの破片や繊維のことを指します。
2020年に発表された研究では、人間が1週間で摂取するマイクロプラスティックの量が、クレジットカード1枚分(約5グラム)に相当することが示唆されています。
《マイクロプラスティックが摂取される経路》 |
《健康における問題点》
◆ 細胞における慢性の炎症を引き起こす
非常に小さな粒子であるマイクロプラスティックは消化器系(腸)や呼吸器系(肺)に取り込まれた場合、炎症を引き起こすことで臓器を傷つけます。
結果として、長期的には慢性閉塞性肺疾患(COPD)や喘息などの呼吸器疾患のリスクが増えることが心配されています。
◆ ホルモンの働きに悪影響を及ぼす
プラスティックに含まれる様々な化学物質が体内に蓄積される結果として、ホルモンの異常を引き起こします。
結果として、生殖機能への影響や、発育に問題を引き起こすリスクが高まる可能性があるとされています。
◆ 毒性物質の蓄積
マイクロプラスティックは、海洋や土壌中の有害な化学物質(例えば、農薬や重金属)を吸着し、これらの有害物質を人間の体内に取り込むことがあります。
これらの毒性物質は、神経系や免疫系、内臓器官に悪影響を与える可能性があります。
有機フッ素化合物であるPFASは水や油を弾く性質があることからフライパンのコーティング剤や撥水スプレーなどに使われてきましたが、発がん性や子どもの成長などの健康への悪影響が指摘されたことから、アメリカやEUではPFASの健康リスクへの認識が高まり規制が強化されるようになりました。
PFAS は分解速度が非常に遅いため、 そのため公衆衛生で規制していく必要があるのですが、 |
《PFAS の人体への影響》
1. 癌のリスク増加:特に肝臓癌、膀胱癌、腎臓癌との関連が取り沙汰されています。
2. 免疫系への影響:免疫力の低下が心配されています。
3. 内分泌系への影響:ホルモンバランスを乱す可能性があり、特に甲状腺ホルモンの影響を受けやすいです。
4. 胎児や乳児への影響:妊娠中や授乳中に高濃度の PFAS に曝露された場合、胎児や乳児の発育に悪影響を与える可能性があります。
料理王国(2025年1月号)のコラムにも書きましたが、かつてないほど有害物質にさらされる時代をどうサバイブしていくべきか。美食家ブリア・サヴァランの言葉を借りるなら、我々の命運はその食事の仕方によって左右されると考えております。
現代は目に見えない形で有害物質が体内に取り込まれる時代。そのため可能な限り有害物質を摂らないように注意を払いつつも、基本的には体内に有害物質がある前提で生きていく必要があります。
有害物質を摂らないという観点からはPFAS、有害金属などの有害物質に関して浄水器であるシーガルフォーが有効ということから、この 10 年以上渋谷セントラルクリニックや西洋薬膳料理のお店 FAM でご提供しております。 シーガルフォーは特定の PFOS/PFOA 汚染物質除去に対する「ストラクチャード・マトリックス」浄化技術の有効性を実証した試験において、カートリッジの新しい時期から交換時期に至るまで、100%の除去が確認されているとのこと。 |
マイクロプラスティック、PFAS は慢性炎症を引き起こし、ホルモンの働きに悪影響を及ぼします。
こうしたダメージはアンチエイジング採血にてチェックすることができます。
有害物質をデトックスするために腸内環境を高めつつ、ダメージを追っている場合はナチュラルホルモン補充療法で整えていくことが最先端の治療です。
今月まで遅発性フードアレルギーや有害金属検査などのお得なキャンペーンをしておりますので、
この機会にぜひチェックなさっていただきますようご勘案くださいませ。