人によって日焼けの仕方は違います。メラニン色素が少ない白人は、紫外線にあたった後も赤くなるだけで黒くはなりません。一方、皮膚に大量のメラニンがある黒人は日焼けしません。日本人などの黄色人種は紫外線にあたると最初赤くなり、その後多少黒くなる人が多いです。 皮膚科では、皮膚の色をフィッツパトリック(Fitzpatrick)分類といって、紫外線(UV)を浴びた時の皮膚の反応を6つに分類したものを使用することが多いです。日本人はⅢ~Ⅳの人が多く、海水浴に行って綺麗に小麦肌になる人はⅣ。 赤くなるだけですぐに皮がむけて終わってしまう人はⅢです。Ⅰ、Ⅱに属する色の白い人(ほとんど白人)ほど紫外線(UV)に対する光老化を起こしやすく、皮膚癌になりやすいといわれています。 また、日光で熱傷を起こす時間はとても短いことが分かっています。アメリカのFDAによる実験では、 夏の真昼に相当する太陽光を何分間浴びると皮膚がピンク色になるのかという「最小紅斑量(MED)」を調べた結果、スキンタイプIの人で14分。 スキンタイプⅤやⅥの人でその7倍の時間がかかったというデータが出ています。
スキンタイプ | 反 応 |
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I | 常に赤くなり、決して皮膚色が濃くならない |
II | 常に赤くなり、その後少し皮膚色が濃くなる |
III | 時々赤くなり、必ず皮膚色が濃くなる |
IV | 決して赤くならず、必ず皮膚色が濃くなる |
V | 皮膚色がとても濃い |
VI | 黒人 |
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