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紫外線とビタミンD

紫外線とは、地球に到達する太陽光線のうち、波長が短くエネルギーの高い光を指します。 紫外線(UV=ultraviolet )は、波長の長い順にA波、B波、C波の3種類に大別されます。紫外線によって生じるシミ、シワ、たるみなどの肌老化は光老化と呼ばれます。

体内でビタミンDを作るのに太陽光は必要不可欠です。 海外の皮膚科学会でも、日照時間の少ない北欧の子供達のビタミンD不足の問題が度々取り上げられ、北欧に住む黒い肌の人はビタミンD欠乏症にかかりやすいことが分かっています。その一方、紫外線レベルの高いオーストラリアでは皮膚癌の発生率が高く、子供達を紫外線から守るため学校の出入り口に日焼け止めを常備しています。

渋谷セントラルクリニックでは、飲むタイプでUVAブロック&塗るタイプでUVBブロック出来る最強の日焼け止め、HELIOCAREをおすすめしております。

UVA(波長315~400nm)

大気による吸収をあまり受けずに地表に到達し、地表に届く全紫外線のうち約95%を占めます。常時UVBの20倍以上も地上に降り注いでいて、雲、ガラス、カーテン、衣服などを通り抜ける為、知らず知らずのうちにダメージを受けていることが多いです。しかも、UVBほど肌に急激な変化を与えないため、赤みや炎症が起きにくく、シミやシワとして目に見える影響が現れてくるのは後々となります。

波長が長い特徴から、浴びたUVAの20-30%が肌の奥の真皮層にまで達します。ハリや弾力を生むエラスチンやコラーゲン、ヒアルロン酸などを作り出す繊維芽細胞に損傷を与えるため、肌が弾力を失い、たるみやシワといった肌の老化現象を引き起こします。さらにメラニン色素の合成を増やすことでシミの原因になったり、活性酸素を発生させて遺伝子を傷つけたりして、皮膚の免疫力を低下させます。

UVA波を防ぐにはPAの高い日焼け止めを使用することです。

UVB(波長280~315nm)

波長が短いUVBは、成層圏オゾンにより大部分が吸収され、地上に到達する量は全紫外線量の約5%と少量です。主に肌の表面で吸収されるため、肌の奥の真皮層まで達することはほとんどありませんが、UVAより強力で短い時間でダメージを与えます

浴びたUVBは表皮のDNAや細胞を損傷して細胞膜を破壊し、熱傷のように赤くなって炎症を起こしたり(サンバーン)、メラニン色素が沈着して褐色になったり(サンタン)、シミやソバカスの原因にもなります。屋外での日焼けの主な原因はUVBです。また、傷ついた細胞が皮膚癌に発展することもあるので注意が必要です。

UVB波を防ぐにはSPFの高い日焼け止めを使用することです。

UVC(波長100~280nm)

UVBよりも強力な紫外線で、通常オゾン層で吸収されるため地表には届きませんが、近年のフロンガス等によるオゾン層破壊によって、今後影響が出てくる可能性が危惧されています。

美肌のみならず、健康維持の為にも、万全なUVケアをおすすめいたします。

 

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