ヒスタミンは、花粉症やアトピー性皮膚炎の患者さんにおいて「かゆみ」や「腫れ」を引き起こす原因物質としてよく知られています。
酒さでも体内でヒスタミンが遊離されると、お肌の赤みが悪化することがわかっています。
「辛い食べ物と熱い飲み物を避ける」ことはよく知られているものだと思いますが、これはヒスタミンが遊離されるためです。
ヘン教授はヒスタミンを遊離させるものとして、次のものを挙げています。酒さを増悪させないために、身近によくあるものだからこそ、できるだけ避けることが大切です。
食べ物
- スパイシーな食べ物
- アルコール
- ヨウ素を含む食べ物
- チョコレート
- ナッツ類
- いちご
- チラミン・・・チーズ、ワイン、ビール、大量のコーヒー、カジキ、ニシン、たらこ、筋子、そら豆、鶏レバー、いちじく
- 亜硝酸塩・・・食品の発色剤、食肉加工品(ハム、ソーセージなど)の保存料
- 亜硫酸塩・・・ワインや食品の酸化防止剤、漂白剤、保存剤
- タートラジン・・・着色料(たくあん、和菓子、佃煮、ジュース、フルーツの缶詰)
- グルタミン酸ナトリウム(別名:うまみ調味料)・・・調味料(アミノ酸)、ポテトチップス、せんべい、インスタントラーメン、カレールウ、お茶漬けのもと、ドレッシング、タレ、麺つゆ、だしの素、漬け物、
- 人工甘味料(アスパルテーム)・・・カロリーゼロ・ノンカロリーといったダイエット系のジュースやお菓子
薬
環境