マグネシウムの代表的な効果
マグネシウムは糖代謝に大きな役割を果たしており、生命活動を維持するために重要です。また、細胞でのエネルギー産生やタンパク質合成にも用いられ事でも知られています。
また何百という酵素反応に関与しているので、マグネシウムの欠乏は免疫系に深刻な影響を与えてしまいます。
マグネシウムの供給源となる食材
マグネシウムは緑色野菜の葉緑素中に存在しています。食物での主な供給源は、未精白シリアル、イチジク、レモン、グレープフルーツ、リンゴ、緑色葉物野菜、ピーナッツ、全粒パンなどです。
マグネシウムの役割
- 高血圧の予防(特にカリウム排出性利尿剤を服用している人で有効:生体へのマグネシウム供給を枯渇させるため)
- 心血管疾患の予防
- インスリン抵抗性の改善
- 慢性的な頭痛の治療や予防
- 筋肉痛の治療
- レストレスレッグス(落ち着きのない脚)症候群や周期性四肢運動障害の治療
- 月経前症候群の症状緩和
マグネシウムの欠乏症状
- うつ
- 不安神経症、焦燥感
- 錯乱、失見当識
- めまい(部屋が回転しているように感じる症状)
- 筋力低下
- かゆみ
- 神経系の異常興奮(筋肉のピクピクやけいれん)
- 不眠
- 神経過敏
- 聴覚過敏
- 記憶力減退
- 振戦やけいれん