ビタミンB1は神経組織、筋肉、心臓の機能を維持するのに必要不可欠なビタミンです。
「意欲」の源になるビタミンとしてもよく知られています。
黄色果物、緑色・葉物野菜、人参、さつまいも、カンタロープメロン、内臓肉(特にレバー)、豚肉、乾燥豆、エンドウ豆、大豆、穀物の胚芽、酵母、卵黄、鶏肉、魚介類、ドライイースト、玄米、ぬか、ふすま、全粒穀物を使用した食品、オートミール、ナッツ類、多くの野菜、牛乳、レーズン、プルーンに含まれます。
ビタミンB1欠乏症は、精神症状、眼筋の麻痺、下垂足、下肢の知覚低下などを伴う脚気状態を引き起こします。
葉酸が欠乏した状態やアルコールの過剰摂取はビタミンB1の吸収を阻害します。
ビタミンB1が腸管から吸収される量は、体内のナトリウム濃度の影響を受けるので汗や下痢で塩分の損失が多い時には、塩分を少量補給する
※ビタミンB1に限らずビタミンBの何か一つだけを長期間摂りつづけると、他のBビタミンの低下を招く可能性があるので注意が必要。