筋筋膜性疼痛症候群も線維筋痛症も一般には不治の病と考えられていますが、原因をしっかり追究すれば治る病気です。 線維筋痛症は全身の耐え難い恒常的な疼痛(慢性的、持続的に休みなく続く広範囲の激しい疼痛)を主な症状とする点にあります。ただ多くの医師が全身に痛みが無く診断基準を満たさないにもかかわらず、線維筋痛症として治療をしています。全身に痛みがないなどの診断基準を満たさない方は筋筋膜性疼痛症候群を疑う必要があると思います。 当院では線維筋痛症は副腎機能や甲状腺機能が何らかの形で低下していることが原因だと考えております。理由としては栄養障害、ホルモンの低下、有害物質の蓄積などが挙げられます。これらは詳しくは慢性疲労のページをご覧ください。慢性疲労の治療に加えて、IMSを併用して治療します。
それ以外にも症状は多岐にわたり、主なものとして関節と全身のこわばり、疲労感、全身のひどいだるさと倦怠感、四肢の脱力、不眠と睡眠障害、頻尿、下痢、月経困難、生理不順、過敏性腸症候群などの機能性胃腸障害、微熱、頤神経麻痺、痛みで体が思うように動かせないため全身の筋力と運動能力の低下、筋肉の激しい疲労、むずむず脚症候群が挙げられる。