UCLAの流れを汲む当院では違いますが、一般的には乾癬の治療の基本は外用療法と言われています。
当院ではステロイドは治療初期に赤みを抑えるために用いることはありますが、基本的にはクルクミンを用いたオムニキュアジェルを使用しています。
またビタミンDの血中濃度を上昇させることにより全身的な免疫力を上げる事が知られているため外用薬としてよりはサプリメントとして内服をお勧めしております。
炎症を抑えるステロイド外用薬と表皮細胞の増殖を抑えるビタミンD3外用薬の主に次の2種類の薬剤が使われます。
ステロイド外用薬とは白血球の活動や血管の拡張を抑えることで炎症を鎮める薬剤で、特に赤みを抑えることに効果的です。専門的ではありますが、赤みを引き起こすTNFαを抑え込むためだと言われています。そのため効果が比較的早く現れます。薬剤の強さによって5つのランクに分けられ、症状に応じて使い分けます。
ステロイド外用薬は長期の使用により皮膚萎縮や毛細血管拡張などの副作用
乾癬になった皮膚は表皮細胞が異常な速さで増殖しています。そのため増殖を抑え、正常な皮膚に導くためにビタミンD3が用いられます。
一般的にに鱗屑や皮膚の盛り上がりの改善に効果的とされております。軟膏やクリーム、ローションなどの種類があり、使用する部位に適した剤形を選ぶことができます。
ビタミンD3外用薬はステロイド外用薬の長期使用時にみられる皮膚萎縮などの副作用は生じないとされていますが、かゆみや刺激症状などの皮膚の副作用が起きることがあります。
当院は世界的な皮膚科の名医UCLAヘン教授の治療プログラムをご提案しております。
特許クルクミンジェルと栄養療法を組み合わせた治療プログラムの有用性は16週で72.2%の治癒率を誇ります。お困りの方は是非ご相談ください。