一般的には「尋常性乾癬」のことを指します。
上記の論文にある写真のように赤みを伴い、カサカサした かさぶたのようなものが出来ては剥がれてを繰り返していく慢性的な皮膚病の一種です。
外来をしていると感染するのかというご質問を少なからず受けますがウイルス性の皮膚病ではないので感染はしません。
基本的には成人の方に多い疾患です。
症状が起きる箇所として多いのはひじ、ひざ、腰まわりなど、こすれる場所や頭髪部です。50%の人にかゆみを伴います。
患者さんの症状や生活様式に合わせて治療方法を決定します。
一般的には外用療法から始めて、効果が十分でない場合に光線療法、内服療法、生物学的製剤へと進めていきます。また組み合わせて治療する事も少なくありません。
当院ではUCLAの皮膚科で行われている最新の免疫学に基づいた治療を行っています。
特に乾癬の治療では生物製剤を使うことなく、16週間の治療で72.2%が治癒するという驚異的な治療成績を誇っておられます。
乾癬を根本的に治療したいとお考えの方、ぜひご一報ください。