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ネオプラジアリキッドTM 末梢血循環腫瘍細胞CTC検査

体内の血液中にある癌細胞を診る検査です。癌の転移リスクや治療効果も調べられる全ての細胞を検査する「全数検査」です。

Neoplasia Liquid 末梢血循環(まっしょうけつじゅんかん)がん細胞CTC検査とは

「ネオプラジアリキッドTM末梢血循環がん細胞CTC検査」は、EpCAM抗原に加え、サイトケラチン抗原を加えた2種類のマーカーを用いた検査方法になります。
さらに、全ての細胞を検査する「全数検査」です。通常のCTC検査では、正常な細胞からリスクの高い細胞のみを抽出して検査する操作が入るため、一部の細胞が失われてしまいます。「ネオプラジアリキッドTM末梢血循環がん細胞CTC検査」は、全ての細胞を検査する、信頼性の高い方法です。

画像診断では検出できない、1センチ未満の段階から早期発見。
一般的な検査に比べて検出力が高い(約4倍)

検査の特徴

  • 1回の血液検査で結果がわかる。
  • 1回の検査で全身のがんリスクを調べられる。
    ※脳のがん・血液のがん(白血病)は除きます。
  • 2種類抗原を用い、全細胞を検査する信頼性の高い検査方法
  • 造影剤や放射線を使用しないため体への負担が少なく、必要な時間も短い。
  • 転移リスクや治療効果も調べられる

こんな方におすすめ

  • 画像検査で転移は見つかっていないけど、画像検査でわからない転移の可能性を知りたい。
  • がんの手術後に抗がん剤治療を受けた方が良いか、迷っている。
  • 治療が終わって、定期的に検査を受けているけど、転移や再発が不安。
  • がんが再発・転移して、抗がん剤などの治療を受けているんだけど、治療効果を早く知りたい。

末梢血循環がん細胞(CTC)とは



末梢血循環がん細胞(CTC)はがんが最初にできた場所やがんが広がった場所から、血液やリンパ液に移動したがん細胞のことを指します。転移は、CTCが原発巣とは異なる場所で増えることで起こります。

このがん細胞は一般的な画像検査では見えない、数十マイクロメートル(1cmの10万分の1以下)程度のごく小さい大きさであり、血液中のCTCを検査することで、身体の中にがんが存在するリスクがわかります。

転移はがんのお引越し

数年間がん検診を受けておらず、発見したときには進行がんになっていた、定期検診で受けていない部位でがんが発見され手遅れになった、といったリスクを少しでも解消することが期待されます。

CTCは引っ越し中のがん細胞です。転移はがんが引っ越してしまった状態です。引越し中のがん細胞を検査することで、転移リスクを調べることができます。

POINT1 造影剤や放射線を使用しないため体への負担が少なく短時間



「ネオプラジアリキッドTM末梢血循環がん細胞CTC検査」は血液検査です。
造影剤や放射線は使用しません。造影剤や放射線が苦手な方もご利用いただけます。加えて所要時間は短時間です。例えばPET-CT検査の場合は5時間以上の絶食が必要ですがネオプラジアリキッドTMでは採血にかかる時間だけです。





POINT2 CTC検査はアメリカでも有用性が認められています



CTC検査は、日本の厚生労働省にあたるアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)においてすでに有用性※が認められた検査方法です。

「ネオプラジアリキッドTM末梢血循環がん細胞CTC検査」は、セルサーチのCTC検査で用いられているEpCAM抗原に加え、サイトケラチン抗原を加えた2種類のマーカーを用いた検査方法になります。
※「ネオプラジアリキッド™末梢⾎循環がん細胞 CTC検査」はFDAの承認を受けていません。
※セルサーチ(CellSearch®)のCTC検査は、転移性乳癌,転移性大腸癌,および転移性前立腺癌においてアメリカ食品医薬局(FDA)の承認を受けています。

Q & A

Q1.どんな検査ですか?
CTC(末梢血循環腫瘍細胞)とは、腫瘍細胞が最初にできた場所から血液に流れ出て全身を巡る細胞のことです。CTCは血液の中に少ししかないため、見つけるのが難しいですが、がんの早期発見や治療の効果を知る際にとても役立ちます。
Q2.CTC検査の目的
CTC検査では、血液中にどれだけCTCがあるかを調べます。この検査で、がんのリスクを知ったり、治療がどれだけ効いているかを調べることができます。
Q3.検査の結果とその意味
● CTCが1個以下、もしくは見つからない場合: がんと診断されない方の多くはCTCが1個以下、もしくは見つかりません。
● CTCが2個以上見つかった場合: がんのリスクが高いとされています。これまでの調査研究から、症状を有するがんの患者様の8割以上で、CTCが2個以上見つかっています。つまり、CTCが2個以上見つかると、がんがある可能性が非常に高いと考えられます。
● がんの治療後、もしく治療中の患者様の場合: がん特有の症状がある場合CTCが2個以上見つかることが多いです。また、治療中の患者様において、CTCの数が減ったり、もしくは、見つからない場合は治療がうまくいっているものと考えられます。症状がない場合CTCが見つからないことが多いです。症状がなく、かつCTCも見つからない場合は、治療がうまくいっている可能性が高いと考えられます。
Q4.他の検査と併用する利点とは?
検査の手順CTC検査は、PET検査、MRI検査、がんマーカー検査と併用することで、より正確な情報を得ることができます。

PET検査:体内のがん細胞の活動を画像として捉えることができます。
MRI検査:体内の詳細な画像を提供し、がんの位置や大きさを確認できます。
がんマーカー検査:血液中の特定の物質を測定し、がんの可能性を調べます。

CTC検査はこれらの検査と併用することで、次のような利点があります。小さながんの発見:血液中のCTCを検出することで、他の検査では見つけにくい小さながんを早期に発見できる可能性があります。

治療効果の評価:がん治療中や治療後にCTCの数を測定することで、治療の効果を迅速に評価できます。
再発リスクの評価:CTCの数が増えることで再発のリスクを評価することができます。
Q5.検査は痛いですか?
通常の採血と同じです。
Q6.検査の費用はどのくらいですか?
費用は22万円になります。
Q7.結果はどのくらいでわかりますか?
通常、結果が出るまでに一週間ほどかかります。

CTC検査は、がんの経過管理にとても役立ちます。特に他の検査と併用することで、より正確で包括的な情報を得ることができます。ご質問やわからないことがあれば、どうぞお気軽に当院の主治医にお尋ねください。

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