エストロゲンとプロゲステロンがあります。
プロゲステロンは「妊娠ホルモン」ともいわれており、妊娠を維持する事に重要な役割を果たしています。
プロゲステロンは加齢していく女性におけるエストロゲンと同じく重要な女性ホルモンです。プロゲステロンは卵巣によって生成されるホルモンで、エストロゲンの働きを調節する作用があります。それはまた、安全に効果的に更年期の症状を和らげることができ、癌に対しては防御となり、骨粗鬆症を防ぎ、全体的に健康を改善します。
それ以外のプロゲステロンの重要性は余り知られていませんが、エストロゲンの働きが過剰になる事を防いでくれます。
エストロゲンが過剰の症状
閉経前にプロゲステロンはエストロゲンよりも早く消失することが知られています。エストロゲンとと共同で作用することにより、加齢や更年期前後の諸症状を改善します。
国内でエストロゲンと一緒に用いられることが多いのが人工プロゲステロン(プロゲスチン:商標名プロベラ)です。これらの人工プロゲステロンは、合成エストロゲンのように重大な問題と副作用を引き起こします。
JAMA (July 23, 2002)で引用された最近の研究はエストロゲンとプロゲスチンの異なった組み合わせや形態を利用した大きなホルモン研究です。この研究の一部は、統計的に有意差のある乳癌の事故が増加したために早く終了させられました。このWHI研究では、エストロゲンが犯人であると思われたが、乳癌の頻度が増加した責任は実際には人工プロゲステロンチンであることが実証されました。(ちなみにプレマリンあるいはエストロゲン単独での研究群では問題はありませんでした。ところが、メディアは、ホルモン補充はすべて危険、あるいは、プレマリンは問題と誤って伝えました。) プロベラ(プロゲスチンあるいは合成プロゲステロン)は催奇形物質です。それは先天的欠損症を引き起こし妊娠中は絶対に避けなければなりません。明らかに、これらのホルモンは互いに反対で、構造上、代謝上、生理学上2つの完全に異なるホルモンです。合成プロゲスチンは膨満感、腫脹、乳房の圧痛、出血やうつといった症状を引き起こします。
当院で使用しているホルモン製剤はドイツやアメリカから渋谷セントラルクリニックの医師が確立した独自のルートで輸入しております。
国内で流通している医薬品ではご自身の体には合わない場合やカプセルや賦形剤などに対して天然の素材を求められている方を対象に診療を行わせていただいております。
輸入する医薬品については、“行政機関により承認を得ている信頼できる調剤薬局から直接輸入すること“を前提に、厚生局による適切な審査手続きを経た上で輸入を行っております。
国内承認薬は「医薬品副作用救済制度」が適応されますが、海外製医薬品は、この医薬品副作用救済制度の適応になっておりません。
プロゲステロン(黄体ホルモン)
・不正出血・乳房の張りや痛み・めまい・吐き気・眠気