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治らないニキビ

ニキビ

誰でも良く知っている代表的な皮膚疾患。多くは若年期のホルモンバランスの乱れの一過性のものですが、治りにくいニキビの中にはそれが原因ではないこともあります。

ヘン教授の治療プログラムをスタートした経緯

ヘン教授は乾癬、アトピー(アトピーは乾癬の類縁疾患と考えておられます)、酒さ、ニキビ治療のエキスパートとして知られています。当院の大友医師が酒さを発症した際に、米国に渡ってヘン教授に治療をお願いしたことに始まります。数か月の治療の後、酒さが劇的に改善したことから治療のプロセスを日本に紹介させて頂くという経緯に至りました。

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ニキビの原因

  • ホルモンバランスの崩れ(黄体ホルモンや卵巣・副腎由来の男性ホルモンの影響)
  • 皮膚環境の乱れ
  • 生活習慣
  • 免疫栄養学的要因(ストレス、腸管免疫)

ホルモンバランスの乱れから生じるニキビ

  • 月経周期に連動してニキビが出る
  • 月経周期が安定していない
  • 多嚢胞性卵巣症候群(肥満、毛深さ、不妊などの症状の一つ) 男性ホルモン(テストステロン)の影響があります。テストステロンは皮脂の分泌を亢進し毛包漏斗部の角化を促進します。

皮膚環境の乱れ

適切なアクネ菌がいないと皮膚のpH値が低下しなくなってしまうことにより却ってニキビが悪化する事もあります

にきび 皮膚環境

生活習慣から生じるニキビ

  • ヘアスプレー、ヘアオイル、ヘアローション、ムース、シャンプーの調整剤、軟膏剤
  • ワセリン、化粧、日焼け止め、保湿剤を避ける

免疫栄養学的に生じるニキビ

  • 腸管免疫の乱れ(遅発性アレルギー、リーキーガット症候群など)
  • 栄養素失調、睡眠不足などの原因による免疫力の低下
  • お酒の飲みすぎ

ニキビの検査・治療

当院ではUCLA皮膚科ヘン教授の教えに基づいた治療プログラムを提供しています。ヘン教授は生活習慣、栄養学、免疫学を重視した治療で有名です。

検査

  • ニキビの原因となる生活習慣がないかのチェック 例)衣料品、食品
  • 感染症の精査
  • 食事の相性チェック(遺伝子検査・遅発性アレルギー検査)
  • 免疫栄養学的検査:ヘン教授は栄養素失調による免疫機能の低下が一つの原因と考えています。

治療

  1. 原因の除去
  2. 外用療法
  3. 感染症の治療(細菌を培養して抗生剤を選択)
  4. 免疫栄養療法(食事指導に加えてサプリメント)
  5. シグナルチューニング療法

皮膚の常在菌の検査 

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「シグナルチューニング治療」でニキビ跡を残さないように治療します

最新の皮膚の再生化治療「シグナルチューニング治療}

検査費用

初診料 4,400円(税込)

皮膚免疫栄養採血検査 16,500円~(税込)

場合により問診の上で感染症検査、ホルモン検査を追加することがあります。

治療費用の目安

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