東洋医学的には五臓六腑のうち、子宮に関係のある経絡は、「腎」「肝」「脾」です。三つの経絡で、不妊・不育症の人はこのうちのどれか、または複数の経絡の変動が考えられます。
一番に運動不足、喫煙、薄着、冷たい食べ物の過食(冷水など)、エアコンの冷やし過ぎなど、冷え性になりやすい環境が身の回りに多くなっているということです。さらに、冷えが体内に残っていると、ホルモンバランスが崩れ、子宮や卵巣などの生殖機能を弱めていきます。
まずは体を温める。一枚多く着るなどの体を温めることが大事です。そして、定期的な運動は必須です。お風呂には20分~30分位ゆっくり湯船入ることです。
不妊・不育症でお悩みの女性、ほぼ100%冷え症の体質があり、仕事やストレスをかかえている女性は、さらに妊娠しにくくなる可能性があります。 妊娠するにしても体調の良し悪しあり、若い時は元気で妊娠しやすいが、年齢とともに妊娠率は低下していきます。 これに冷え症や仕事・ストレスによる疲労が加われば、普段の生活だけで、エネルギーを使い切ってしまい、妊娠できるまでのエネルギーが残っていないのです。。特に女性は冷えが色々な疾患の原因になっています。不妊・不育症を訴える女性でも冷え性の方が多いという特徴も持っています。冷え性ということは末梢血管への血の流れが悪いといえます。人間の身体は正直なので、妊娠継続が無理な場合、身体の防御反応で流産してしまいます。 要するに、妊娠・出産に耐えられる身体ではないので、自然にこれを拒否するともいえます。