温めたワックス(ミツロウやパラフィンなどの融点の低い固形油)を皮膚に塗り、毛とワックスを粘着させ剥がすことにより、毛を抜く方法です。サロンなどでは業務用のワックスを使用していますが、家庭で使用できるものも販売されています。痛みは個人差やワックスの種類にもよります。
ワックスと毛を接着させる為、ある程度毛を伸ばした状態で施術を行う必要があります。一度で広範囲の毛抜きが出来る(レーザーや光では反応しない、色味のない細毛や産毛の処理も可能)ため、表面の毛を処理するだけの方法(除毛クリームやカミソリ)よりは、次の毛が生えてくるのは遅くなります。
ただ、剥がすという行為は痛みを伴いやすいと同時に、ワックスを剥がす際に皮膚表面の角質も一緒に剥がしてしまうため、肌が薄い人や弱い人には不向きです。また、埋没毛(埋もれ毛)にもなりやすいため、処理後の保湿を十分にする必要があります。ワックスで角質層を剥がすと、皮膚が回復する際、毛穴が癒着で塞がって痂皮(かさぶた)が形成されます。すると、皮膚の再生サイクルは毛の再生サイクルより早いため、成長した毛が表面に出てこれなくなります。ワックス脱毛は、処理後の肌トラブル発生頻度が高く、皮膚に安全とは言い難い方法です。
当院では、施術後の傷ついたお肌の再生能力を高め、正常な皮膚へと回復させる抗酸化のパーフェクトジェル、オムニキュアジェル(クルクミンジェル)をおすすめしております。
最新のレーザー脱毛機ソプラノアイス・プラチナムは他の脱毛法でよく見かける治療後の赤味や腫れなどの副反応が出にくく、ダウンタイムがほとんどない、優れた機種です。
敏感肌の方で、安全な脱毛をご希望の方は、渋谷セントラルクリニックまでご用命くださいませ。