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酒さ? ニキビじゃないの? 42歳男性治療体験記 ~ライフスタイルを変えるのは大変~

【前号 酒さ? ニキビじゃないの? 42歳男性治療体験記 ~治療方針決定~】

クリニックで結果が出た後の1か月は慌ただしかった。

まずはピロリ菌の除菌。胃がんとの関連性があるのは知っていたが、まさか酒さとも関係があったとはびっくりした。河村先生によるとピロリ菌を除菌する事によって96%の人で酒さの症状の改善を認めた研究もあるらしい。Wikipediaで調べてみると『細菌の中でヒト悪性腫瘍の原因となり得ることが明らかになっている唯一の病原体』との記載があった。この時点で気が付けたのはある意味ラッキーだったのかもしれないと考えた。ピロリ菌の除菌は大変な事ではなくランサップというお薬を1週間飲むことにした。

乳糖不耐症、遅発性アレルギーの両方の観点から取り除くように言われた乳製品の除去。これは結構辛かった。いや、自分ではもともとそんなに乳製品を食べていなかったが、最近デート相手のエディターをしている美由紀がNHK前の「渋谷チーズスタンド」のブッラータが大好物で定番のデートコースだったためだ。自ずと和食やイタリアンを選択するようになったが、反応が悪いのが少し気になる。。

渋谷チーズスタンド

 

オーダーメイドサプリメントは分包されていた。サプリメントもピンキリらしくこれは米国の医療機関限定のものだと河村先生に言われた。聞いた話だと某国の大統領一家も飲んでいるらしい。気になる内容はビタミンAビタミンBビタミンD亜鉛、クロム、セレンマグネシウムが含まれていて1日6錠。タブレットのサイズは日本のものよりは若干大きいが、飲みにくいことはない。

こうして採血結果をもとにサプリメントや栄養療法をすることを分子整合栄養療法というそうだ。アメリカのノーベル賞受賞者によって発展してきた代替療法だと河村先生には説明を受けた。

orthomolecular-medicine Linus

 

河村先生に言われたことで一番つらかったのはお酒は極力減らすこと。ワイン事業を出かけている現在の部署で飲まないという選択は当然ないのだが、何とか量を減らすように心がけた。一番減ったのは乾杯のビール。仕事に関係ないお酒は極力カットしたいと思って、最初から白ワインで乾杯をするようにした。

でもそれ以上にお酒をこれ以上減らすのは無理な理由がある。美由紀はたいそうな酒豪で、お酒をセーブしていると最近付き合い悪いと男女関係までギクシャクしてきている。

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そうこうしているうちにもうクリニックの予約の時期が近づいていた。正直なところ酒さを始めとする赤ら顔やニキビが改善した実感はあまりない。

河村先生の顔がなぜか思い浮かんだ。

 

次号 酒さ? ニキビじゃないの? 42歳男性治療体験記 ~治療開始後1か月~

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